【iPhone買い替えの前に】意外と安いバッテリー交換!

iPhoneユーザー「最近iPhoneのバッテリーが一気に減るな。使い始めたらすぐ落ちる。バッテリー交換も高そうだし、買い替えちゃおうかな。」
ガラケーやAndroidと違い、バッテリーを自分で取り外すことのできないiPhone。そもそもバッテリー交換ができることも知らず買い替えてしまう方も多いのではないでしょうか?わたしは交換できることは知っていても、具体的には知らずに「バッテリー交換するにもお金がかかるだろうし、だったらこの機会に買い替えちゃおう」と考えており、以前は気にせず購入していました。
今回はまだまだ使えると思っていたiPhone7のバッテリーがダメになり、ちょっと調べてみたら意外と安くバッテリー交換ができたので、その時のことを記事にしました。
iPhone買い替えの前にバッテリー交換を検討
この記事でわかること
- バッテリーの状態確認方法
- バッテリー交換時の費用
- バッテリー交換時のデータについて
- バッテリー交換にかかる時間
- バッテリー交換申請時に必要なもの
- 買い替えではなくバッテリー交換するリスク
バッテリーの状態確認方法
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」と進んでください。
すると「最大容量」「ピークパフォーマンス性能」「最適化されたバッテリー充電」という項目がでてくると思います。この最大容量が低くなればなるほど、バッテリーがすぐ落ちる状態になっていると言えます。
このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
最大容量が50%ともなるとこのようなことが記載されていると思います。こうなったらバッテリーに問題があるので、バッテリー交換時期ですね。
バッテリー交換時の費用
iPhone のモデル | Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 | 保証対象外 |
iPhone X、 iPhone XS、 iPhone XS Max、 iPhone XR、 iPhone 11 Pro Max、 iPhone 11 Pro、 iPhone 11 |
0 円 | 7,400 円(税別) |
iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus、 および、その他すべての対象モデル |
0 円 | 5,400 円(税別) |
どうですか?5,400円だと意外と安くないですか?買い替えとなると7〜10万円はするので、今の機種の機能に満足しているのであればバッテリー交換で十分だと思います。しかし、今は満足していても古い機種を使い続けることにリスクもあるのでそこについては後述します。
バッテリー交換時のデータについて
Apple正規店でバッテリー交換をするとデータが消えてしまうのかどうかについてですが、基本的には消えません。
わたし自身今回の修理でデータは全く消えませんでした。機種が変わるわけではないので、LINEなどのアカウントもそのままです。
ただし、データが消えてしまった場合Appleは責任を取ってくれないため、事前にバックアップを推奨します。修理に出す前にも必ずバックアップを取っているかを確認されます。基本はバックアップを取っておく、どうしても面倒であれば大事なデータだけでもクラウド上に保存しておくようにしましょう。万が一消えてしまっても自己責任でお願いします。
バッテリー交換にかかる時間
銀座の正規店(Genius Bar)に予約して土日に行きました。バッテリー交換には予約必須な店舗もあるので必ず調べてから行きましょう。
2時間後に取りに来てくださいと言われ、土日で非常に混んでいましたが1時間40分後くらいに店舗に戻り、あまり待たされることなくスムーズに受け取りができました。
バッテリー交換申請時に必要なもの
受け取りのために顔写真付きの身分証明書が必要となります。
しかし、わたしは当日顔写真付きの身分証明書を持ち合わせていませんでした…。保険証と自分名義のクレジットカードを提示したところ、クレジットカードと当日その場で発行される引換証(レシートのようなもの)の2点で受け取りを許可していただけました。
必要なものは交換費用と身分証明書のみです。
買い替えではなくバッテリー交換するリスク
バッテリー交換をするリスクですが、古い機種を長期間使用することになりますので、その機種が最新版のOSに対応しなくなっていく可能性があります。OSとは携帯を動かしているソフトウェアです。OSがアップデートされると、LINEなどのアプリもそのOSに合わせて機能できるようにアップデートされていきます。
機種が最新版OSに対応していないと「アプリはアップデートしたのに、OSをアップデートできない」という状態になるため、アプリが使えなくなる可能性があるということです。
1回のバッテリー交換くらいであれば気にしなくてもよいリスクかもしれませんが、2回・3回バッテリー交換を繰り返し、同じ機種を10年も使うような状態になる時はご注意ください。